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July 27th, 2020

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全てにおける死と復活

聖書は異なった人々によるものの、全て聖霊により霊感を受けて書かれました。よって各書はスタイルこそ違えど、底には同じテーマが流れています。彼らはそれぞれ異なった歴史的状況を記していたのに、皆が一つの恒久的計画を示していたのです。

創世記から黙示録に至るまで、聖書全体の中心的人物は、神の子であり、ダビデの子なる、イェシュア(イエス)なのです(ローマ1:3-4)。 律法書(モーセ五書)や預言書(ヨシュア、士師記、イザヤ等を含む旧約聖書の区分)にて、イェシュアは、YHVH(イェホヴァ)の御使いとして、福音書ではメシアとして啓示されています。

聖書の中心的出来事はイェシュアの死と、復活です。これらの出来事は律法書と預言書には予兆として示されており、福音書にて実現しています。イェシュアの死と復活は、天地創造の前から神さまにより定められ、計画されていたのです(黙示録13:8、第一ペテロ1:20

自然界の全て歴史は、死と復活のテーマを反映しています。

  • 天文学 – 月の満ち欠けは1ヶ月周期で、その中で一見、月は死に、甦っているような事を繰り返します。ヘブライ語の「月(ホデシュ)」は「新しい(ハデシュ)」と同じ語根です。太陽は毎日沈み、空は暗くなりますが、朝になる度に光が戻ります。
  • 農業 – 全ての植物は成長し、種が土に落ちて死ぬと、それが甦り、育ち更に多くの実を結びます。自然界の全ては、今苦しんでいますが、やがて神さまの御国において、解放され、回復されます(ローマ8:19-22。 私たちが食べる食料も、動物性の産物の場合、それら生きていた彼らの命が犠牲となって、私たちの生命は継続させる事ができるのです(創世記3:21
  • 芸術 – 映画、文学、絵画、その他全ての創造的な芸術において、英雄/ヒーローたる人が自分の生命を諦め、無垢な人々を救い、クライマックスでは感動的なカムバックを果たすというテーマがよくあります。ユダヤ人芸術家のマルク・シャガールは、十字架刑とホロコーストを比較する一連の絵画作品を残しました。リック・ヴィーネックの彫刻作品群の「Fountain of Tears/涙の泉」も同様の比較を描写しています(www.castingseeds.com)。魔法使いのシリーズであるハリーポッターでさえ、キングスクロスの友人たちを救うため、自分の生命を犠牲にし、後で死から甦るヒーローが描かれています。
  • 物理的肉体 – 神さまは、毎晩私たちが暗闇の中で数時間のあいだ、動く事なく体を横たえ、夜明けに再び起き上がるよう、私たちの肉体を設計されました。これも死からの甦りと似ています。敬虔なユダヤ人の毎朝の最初の祈りでは、起床を復活と比較しているのです。
  • 霊的生活 – 全ての新生体験を持っているクリスチャンは、その新生と神さまと歩む霊的生活の源流が、自己をイェシュアの十字架に重ね合わせる事にあると知っています(ガラテア2:20。浸水洗礼においては、洗礼式は一度土に埋められ、そして甦ることを象徴しています(ローマ6:4。主に捧げる私たちのミニストリーでは、「ビジョンにおける死と復活」を経験します。
  • レビ的祭司職 – 神殿の祭司たちは毎日動物の犠牲を捧げていましたが、それは私たちの罪の贖罪のために殺され、そして死から甦るメシアの象徴だったのです(レビ記16章)
  • イスラエルの歴史 – イスラエル国家は、聖書時代も近代歴史においても、破壊、捕囚、再集結、回復を経験してきました。ユダヤ民族の捕囚は死の体験に(哀歌)、その国家の回復は復活に(エゼキエル37章)、それぞれ比較されます。

イェシュアの十字架と復活は、イスラエルの破壊と回復に対応していることが、神の御国の奥義を理解する鍵となります。自然界の死と再生のパターンは、神さまの創造を理解する一助となります。

聖書に出てくる英雄たちの内、多くが死と復活の体験をしています。イサクは、父親により祭壇に縛られ、生贄として捧げられるところでした。ヨセフは、兄弟達により象徴的には殺されたも同然で、穴の中に、そして地下牢に放り込まれましたが、最終的には再起し、国を治めました。サムソンは十字架体験をしています。ダニエルはライオンの穴に投げ込まれましたが、翌朝生還しました。ヨナは魚の腹の中で、実質的には死んでいましたが、生きて戻ってきました。

死と復活は、律法書、預言書、新約聖書を通じて、一貫したテーマであり、聖書における最初から最後までの計画を理解するのに役立ちます。

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By | 2020-07-27T10:25:08+00:00 July 27th, 2020|0 Comments

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